燃費が悪い現行国産車ランキング|公式WLTCで見る設計の理由

燃費ワーストランキングと番外編センチュリーを紹介するCAR JOURNALのサムネイル。
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ガソリンスタンドで赤い車へ給油する実写

「燃費がいちばん悪い車」は、いつもの道でもいちばん燃料を使うのだろうか。

写真:Julia Avamotive / Pexels

ランクル250、レクサスの大型SUV、10人乗りワゴン、フェアレディZ。燃費の低い車を並べると、用途も大きさも違う6台が残った。ところが、市街地の数字を見た瞬間、その順番は変わる。

結論|総合WLTCはランクル250が7.5km/L。街乗りの順番は違う

QUICK ANSWER

2026年10月8日時点、本記事の比較条件で公式WLTC総合値が最も低かったのは、ランドクルーザー250 VX・2.7Lガソリン・4WD・6ATの7.5km/L。GX550 version Lの7.8km/L、LX600 F SPORTの7.9km/Lが続く。

ただし市街地モードでは、GXが5.4km/L、LXが5.6km/L、ランクル250が5.7km/Lとなる。総合値だけで「毎日の給油負担までこの順番」とは決められない。

まず早見表で仕様をそろえた公式値を比較し、各車の紹介は6位から1位へ進む。その後の番外編では、現行ランキングとは切り分けて歴代車の面白さにも触れる。道路別の違いとオーナーの個別報告も読みながら、自分の使い方なら何を確かめるべきかを考えたい。

比較条件|現行の乗用車を、1モデル1仕様で比べる

対象は、日本ブランドの国内現行ラインアップのうち、公式WLTC値を確認できる普通・小型乗用車。1モデルにつき、現行仕様の中で最も低いWLTC総合値を採用した。以下の「順位」は燃費の数値が低い順であり、歴代車や実燃費の順位ではない。

  • 軽自動車、貨物車、バスは対象外。乗用登録のハイエース/キャラバンのワゴンは含む
  • BEVとPHEVは除外。電力消費や充電の使い方も含めた評価が必要で、km/Lだけでは負担を比較できない
  • 販売終了車・旧仕様、独自の認証値を確認できない架装車などは除外。同値なら同順位
  • 国土交通省の一覧で候補を抽出し、現行メーカー資料で仕様・数値・採否を照合
  • 確認日:2026年10月8日。「現行」は国内向け公式掲載の確認であり、受注可否や納期を保証しない
READING GUIDE

WLTCは、市街地・郊外・高速道路の走行モードを含む認証試験の値だ。道路別の数値も実走行の予測値ではないが、総合値だけでは隠れる傾向を比べられる。気温、渋滞、短距離走行、積載、タイヤ、運転方法で実燃費は変わる。

公式WLTC燃費が低い6車種|採用したグレードまで確認する

各モデルで最も低い現行仕様の公式WLTC総合値。ランドクルーザー250 7.5、GX550 7.8、LX600 7.9、ハイエース ワゴン8.2、キャラバン ワゴン8.3、フェアレディZ 9.0km/L。正確な仕様は直下の表に記載

図はモデル名を短縮した概略。採用仕様は下表のとおりで、同じ車名の全グレードを表す値ではない。

←→ 表は左右にスクロール可。数値の単位はkm/L

順位 車種・採用仕様 WLTC総合 市街地 高速道路 指定燃料
1 トヨタ ランドクルーザー250
VX・2.7Lガソリン・7人乗り
フルタイム4WD/6AT
7.5 5.7 8.6 レギュラー
2 レクサス GX550
version L・7人乗り
AWD/10AT
7.8 5.4 9.4 ハイオク
3 レクサス LX600
F SPORT・5人/7人乗り
AWD/10AT
7.9 5.6 9.4 ハイオク
4 トヨタ ハイエース ワゴン
グランドキャビン・2.7L・10人乗り
スーパーロング/フルタイム4WD/6AT
8.2 6.2 9.2 レギュラー
5 日産 キャラバン ワゴン
GX・2.5L・10人乗り
スーパーロング・標準幅ハイルーフ/4WD/7AT
8.3 6.3 9.4 レギュラー
6 日産 フェアレディZ
NISMO・3.0L・2人乗り
FR/6MT
9.0 6.1 11.0 ハイオク

2026年10月8日照合。順位は総合値だけで付けたもの。資料の版と該当ページは各車の説明および末尾の確認資料に記載した。

市街地では順位が逆転する。総合7.5だけでは見えない差

ランクル250、GX、LXの3台を比べると、総合値は7.5、7.8、7.9km/L。ところが市街地では、GXの5.4、LXの5.6、ランクル250の5.7km/Lという順になる。通勤や買い物が中心なら、この逆転を見落としたくない。

高速道路モードでは、ランクル250が8.6km/L、GXとLXがともに9.4km/L。GXとLXは総合値より高い値を示す一方、市街地ではこの6仕様の中でも低い。どちらの道路を多く走るかで、気になる弱点が変わるのだ。

Zにも同じ読み方ができる。総合9.0km/Lは6台中で最も高いが、市街地6.1km/Lはハイエースの6.2、キャラバンの6.3km/Lを下回る。総合順位を、街乗りでの順位へそのまま置き換えられないことが分かる。

自分の道で読む

近距離の買い物が多いなら市街地、高速移動が多いなら高速道路の列も見る。ただし、自分の道路比率を単純に掛けた値を「予想実燃費」とはしない。認証試験と日常の渋滞、始動回数、速度は一致しないためだ。

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早見表は1位から並べた。ここからは6位から1位へ、採用した仕様と数字の読みどころを見ていく。

日産 フェアレディZ NISMO・2026年8月仕様の白黒鉛筆画風イラスト

6位|フェアレディZ NISMO・6MT:9.0km/L

今回の9.0km/Lは、2026年8月仕様のNISMO 6MTだ。3.0L V6ツインターボは420PSで、FR、2人乗り、ハイオク仕様となる。「現行Zならすべて9.0」と読むのは正確ではない。

同時期の公式値は、標準車の6MTが9.5、9ATが10.2、NISMOの9ATが9.2km/L。グレードと変速機を省くと、同じ車名の中にある違いまで見えなくなる。購入候補の仕様を特定して読む必要がある。

NISMO 6MTの市街地は6.1、高速道路は11.0km/L。この6台で最も高い高速道路値と、箱型ワゴン2台より低い市街地値が同居するのが面白い。420PSという能力と、認証試験中に使う燃料は同じ意味ではなく、高出力だけを燃費の原因にする説明は避けたい。

採用型式:3BA-RZ34。出典:2026年8月NISMO主要諸元 PDF p.2。標準車との比較は同月の標準車主要諸元。

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日産 キャラバン ワゴン GX・スーパーロング・標準幅ハイルーフ・4WDの白黒鉛筆画風イラスト

5位|キャラバン ワゴン GX・スーパーロング4WD:8.3km/L

キャラバンの8.3km/Lは、ワゴンGXのスーパーロング、標準幅ハイルーフ、10人乗り、4WD、7AT。2.5L直列4気筒ガソリンエンジンで、指定燃料はレギュラーだ。貨物バンやマイクロバス、ロングボディの値を代表させたものではない。

総合値ではハイエースと0.1km/L差、市街地も6.3対6.2km/Lという近い数値になる。高速道路ではキャラバンが9.4、ハイエースが9.2km/Lだが、これだけで実用燃費の勝敗が決まるわけではない。

比較するときは、まず必要な座席数、ボディの長さ、高さ、駆動方式をそろえる。同じ「ワゴン」であっても、違う仕様の口コミをそのまま並べると、車種の差より使い方の差を比べてしまう。

採用型式:3BA-KS8E26。出典:2026年7月主要諸元 PDF p.6。

トヨタ ハイエース ワゴン グランドキャビン・スーパーロング・4WDの白黒鉛筆画風イラスト

4位|ハイエース ワゴン グランドキャビン4WD:8.2km/L

8.2km/Lの対象は、2.7Lガソリンのグランドキャビン、スーパーロング、10人乗り、フルタイム4WD、6ATという仕様だ。後輪駆動の2WD車の数値ではない。車両重量は2,150kgで、人を運ぶ広い箱を四輪で動かす構成になる。

この車の役割は、10人分の座席と移動の空間を用意すること。流線形の車体や少人数の移動とは、求める機能が違う。箱型の車体では空気抵抗も考慮すべきだが、車体形状だけで8.2という値の原因を説明することはできない。

市街地6.2、高速道路9.2km/L。送迎で停車を重ねるのか、まとまった人数で長距離を走るのかで見るべき条件が変わる。乗車人数を無視した1台当たりのkm/Lだけでは、多人数を運ぶ用途まで評価しきれない。

採用型式:3BA-TRH229W-LDTNK。出典:2026年7月カタログ p.64。

レクサス LX600 F SPORTの白黒鉛筆画風イラスト

3位|LX600 F SPORT:総合7.9、市街地5.6km/L

LX600 F SPORTは、3.5L V6ツインターボと10AT、AWDの組み合わせ。5人乗り、7人乗りともにWLTC総合値は7.9km/Lで、ハイオクを使用する。LXという車名だけで、旧LX570やLX700hの数値を一緒に扱わないことが大切だ。

GX version Lとの差は、総合で0.1km/L、市街地で0.2km/L。高速道路はどちらも9.4km/Lである。この小さな認証値の差から、誰が運転してもLXの方が燃料代を抑えられる、とまでは言えない。

装備や乗車人数だけでなく、走る道路や短距離移動の回数も見る。大型SUV同士を選ぶときほど、燃費の順位を一段細かく読みたい。

採用型式:3BA-VJA310W-GKULZ(F)。出典:2026年10月主要諸元 p.1。

レクサス GX550 version L 7人乗りの白黒鉛筆画風イラスト

2位|GX550 version L:総合7.8、市街地5.4km/L

GX550 version Lは、3.5L V6ツインターボ、10AT、AWDを備えた7人乗り。公式の総合値は7.8km/Lで、指定燃料はハイオクだ。今回の順位に使ったのはversion Lであり、OVERTRAIL+など別グレードの値と混ぜていない。

注目したいのは、市街地5.4km/Lから高速道路9.4km/Lへの開きだ。強い骨格と駆動系を持つ車では、停止と発進を繰り返す場面と、流れに乗って走る場面を分けて考えたい。ただし、この差のすべてを車重や変速機だけに割り当てることはできない。

週末の長距離が中心なのか、毎日近所を往復するのか。「GXの燃費は7.8」とひとまとめにするより、その違いを確かめた方が購入後の暮らしを想像しやすい。

採用型式:3BA-VJA252W-GNUZZ(L)。出典:2026年9月主要諸元 p.1。

トヨタ ランドクルーザー250 VX 2.7Lガソリン・2026年仕様の白黒鉛筆画風イラスト

1位|ランドクルーザー250 VX・2.7Lガソリン:7.5km/L

採用したのは、2026年4月カタログに載る7人乗りのVX。2.7L直列4気筒自然吸気エンジン、6AT、フルタイム4WDを組み合わせ、車両重量は2,240kgだ。ラダーフレームを持つ本格四輪駆動車という性格が、比較の前提になる。

ここで意外なのは、より重いGX550 version Lの2,520kgよりも総合値が低いことだ。GXは3.5L V6ツインターボと10ATで、排気量まで大きい。それでも数字は逆になるのだから、「重いから」「大排気量だから」だけでは、この順位を説明しきれない。

エンジン、変速機、駆動系、車体を組み合わせた結果が7.5km/Lである。個々の要因が何割効いたかを示す比較試験は確認できていないため、アクセルの踏み込み量などを原因として断定しない。市街地5.7、高速道路8.6という差も含めて読むのが、この車を知る入口になる。

採用型式:3BA-TRJ250W-GZTTK。出典:2026年4月カタログ p.47。

番外編:黒の2代目トヨタ・センチュリー(GZG50・2013年仕様)の車両イラスト。

番外編|静けさを追求した12気筒、2代目センチュリー

ここからは現行車ランキングを離れ、歴代車の番外編へ。取り上げるのは、2013年5月改良のトヨタ・センチュリー、フロアシフト仕様だ。5.0L V12と6速ATを組み合わせ、公式燃費はJC08モードで7.6km/L。測定方式が異なるため、本編のWLTC値と順位を比較することはできない。

この車の面白さは、12気筒を積む理由にある。トヨタの開発資料が掲げるのは、滑らかさ、静粛性、そして低中速からの余裕。最高出力280PSという数字の奥に、後席の人を穏やかに運ぶための設計がある。

さらに左右の6気筒を独立して制御し、電子制御系の故障時には正常な側での運転を可能にするフェイルセーフも採用。大きなエンジンには、滑らかな走りに加えて、移動を支える信頼性も託されていた。

燃費の数字と一緒に、「何のための12気筒なのか」を読む。後席で過ごす時間まで車の性能として捉えたところに、センチュリーの面白さがある。

出典:トヨタ公式・歴代燃費情報、2013年5月改良発表、V12開発資料(1997年)。旧型車の参考紹介であり、現行車のランキングには含めない。

実際に乗るとどうか。オーナーの声は「条件」と一緒に読む

日常の感覚を知るには、オーナーの報告も役に立つ。今回確認した中には、同じ人が街乗りと高速を分けて書いた例があった。公式値とは別の参考情報として、年式と投稿時点を添えて紹介する。

個人の参考事例

以下はそれぞれ別のオーナー1名の報告で、車種平均ではない。ランキングに採用した現行仕様と年式・グレードが異なる。走行距離、速度、気温、測定方法、給油回数・測定期間もそろっておらず、車種間の優劣やWLTC達成率は計算しない。

ランクル250|街乗り5〜6、高速9〜10km/Lという一例

2024年仕様のVX First Edition・2.7Lガソリン・4WDを所有する「おでんた」氏は、街乗り5〜6km/L、高速9〜10km/Lと報告している。1人の生活の中で道路別の差が見える一方、満タン法か車載表示か、測定距離や期間は確認できない。投稿にはマフラー交換の記述もあるが、燃費の報告が交換前後のどちらかは確認できない。

投稿:2026年3月10日。みんカラ「好きな人は好き」。現行VXの平均実績としては扱わない。

GX550|街乗り約4、高速約10km/Lという一例

2025年仕様のversion L・AWDを所有する「不健全」氏は、街乗り約4km/L、高速約10km/Lと報告。レジャー用途のレビューで、アイドリングによる悪化にも触れている。2026年9月改良前の車で、測定方法・回数・期間は不明だ。

投稿:2025年7月13日。みんカラ「わくわくする車」。現行version Lの7.8km/Lと直接の達成率比較はしない。

LX600|街乗り3〜5、高速約8〜12km/Lという一例

2022年仕様のLX600・7人乗り・AWDを所有する「かりこり」氏は、買い物などに使う車として、街乗り3〜5km/L、高速約8〜12km/Lを報告している。採用仕様の現行F SPORTとは一致せず、測定方法・回数・期間も確認できない。

投稿:2024年8月13日。みんカラ「背が高くて四角いライトバンとして活用」。LX600全体や現行F SPORTの代表値ではない。

3件から持ち帰れるのは、口コミの数字に幅があることと、「どこを走ったか」が重要だということ。旧年式を含む少数の投稿を並べても、実燃費ランキングにはならない。6台を埋めるために、別グレードの記録や世代の混じる集計値を流用することもしなかった。

購入候補の口コミを読むなら、車名の次に年式・グレード・駆動方式・変速機を確認する。その上で、街乗りと高速の割合、短距離移動、冬場やエアコン、積載、満タン法か車載表示かを見ると、自分の使い方へ近づけて考えられる。

「燃費が悪い理由」は、排気量や車重ひとつでは決まらない

大型SUV、10人乗りワゴン、スポーツカーが同じ表に入るのは、燃費以外に求められる仕事が違うからだ。強い骨格と四輪駆動、広い室内、走行性能。それぞれの機能を成立させる車体や部品を持っている。

  • 停止と発進:重い車体を動かすにはエネルギーが必要になる。市街地では加減速の多さも見る
  • 車体と空気:空気抵抗は形状、前面の面積、速度などで変わる。背の高さだけで燃費は決まらない
  • 駆動系と変速機:駆動部品の損失やギヤ比、制御が関係する。4WDや多段ATという名称だけで数値を予測できない
  • タイヤと使い方:銘柄、空気圧、サイズ、積載なども影響する。大径なら必ず悪化する、とは言い切れない

これは燃費を読むための一般的な要因であり、今回の6台について寄与率を測った結果ではない。高出力や高い車体剛性そのものへ燃料を消費する、と説明してしまうと、機能の話と燃料消費の話を混同する。

ランクル300、LC、GT-Rが入っていない理由

「もっと燃費の低い車があるはず」と感じたら、数字だけでなく資料の時点を確認したい。過去の仕様を含めるか、乗用車に限るかで顔ぶれは変わる。

  • ランドクルーザー300:旧非ハイブリッド・ガソリン仕様には7.9km/Lの値があるが、2026年10月1日発売の改良後カタログはディーゼルとハイブリッド。現行の最低値はハイブリッドの9.4km/Lとなる
  • レクサスLC:LC500 Convertibleの旧8.0km/Lを含め、販売終了が公式に案内されているため今回の現行比較から除外
  • 日産GT-R:R35は2025年8月に生産終了。歴代車や中古車を含む比較とは対象が異なる

国土交通省の一覧と現行メーカー資料に旧仕様・更新時点の違いが見られたため、本記事では最新の国内向けメーカー資料で採否を決めた。改良・終了の確認資料も末尾に示す。

給油の負担を見るなら、油種と年間距離まで入れる

7.5と7.8km/Lなら後者の燃料代が安い、とも限らない。ランクル250はレギュラー、GXとLXはハイオクで、1Lの価格が異なるからだ。

年間燃料費の計算は「年間走行距離 ÷ 燃費 × 1L当たりの価格」。仮に年間1万km、レギュラー180円/L、ハイオク190円/Lと置き、総合WLTC値を機械的に当てはめると、ランクル250は約24.0万円、GXは約24.4万円、LXは約24.1万円になる。

単価は比較用の仮定で、現在の相場ではない。計算に用いたWLTCも実燃費の予測ではなく、実際の請求額を示すものではない。

生活に近い予算を組むなら、候補に近い条件の記録で幅を見る。たとえばレギュラー180円/L、年間1万kmなら、6km/Lで約30万円、9km/Lで約20万円だ。自分の燃費がどちらに近いかを確認する方が、総合値0.1km/Lの差にこだわるより役に立つ。

そのうえで、乗車人数、必要な四輪駆動性能、年間走行距離、タイヤや整備の費用も並べる。燃料代を許容できるかと、その車の機能を使うかは、どちらも購入前に考えておきたい。

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よくある質問

これは実燃費のワーストランキングか?

順位は現行の採用仕様の公式WLTC総合値によるもの。オーナー報告は年式や使用条件の異なる個人の事例として別に掲載し、実燃費の順位や代表平均にはしていない。

街乗りでもランクル250が最も燃費が低いのか?

今回の6仕様の市街地WLTCでは、GX550 version Lの5.4km/L、LX600 F SPORTの5.6km/Lがランクル250の5.7km/Lを下回る。ただし、市街地WLTCも各人の実走行を保証する値ではない。

同じ車名なら、ほかのグレードも同じ数値か?

異なる。ボディ、駆動方式、変速機、乗車定員や装備で値が変わるため、本記事は採用仕様を明記した。たとえばZの9.0km/LはNISMO 6MTで、標準車全体の値ではない。

「現行」なら、今すぐ新車を注文できるのか?

本記事が確認したのは国内向け公式ラインアップと諸元。受注停止、抽選、販売店ごとの受付や納期までは確認していないため、購入時は販売店での確認が必要になる。

燃費を改善するなら、最初に何を見るべきか?

指定空気圧、不要な積載、短距離の冷間走行、急加減速、不要なアイドリングを確認する。車の能力に加え、自分の使い方と状態を記録すると変化を追いやすい。

まとめ|順位を見たら、次は自分の走る道を見る

今回の条件で総合WLTCが最も低かったのは、ランドクルーザー250 VX・2.7Lガソリンの7.5km/L。GX、LX、ハイエース ワゴン、キャラバン ワゴン、Zが続くが、どれも採用グレードと駆動方式・変速機を特定した値である。

市街地ではGXとLXがランクル250より低くなり、Zも箱型ワゴン2台を下回る。この違いを知ってから、条件の近いオーナー記録、油種、年間距離を確かめる。燃費ランキングは、その車と自分の暮らしが合うかを考える入口にしたい。

EDITOR'S NOTE

執筆・編集:CRAFT WORKS TOKYO

大きな車だから仕方がない、スポーツカーだから燃料を使う。その一言で終わらせず、同じ車でもどの道で差が出るかまで読みたい。買った後の給油の感覚に近づくには、順位の先にある条件を見る必要がある。

国土交通省の一覧で候補を抽出し、メーカーの現行カタログ・主要諸元で数値と仕様を照合した。オーナー投稿は別枠の参考事例であり、編集部による実走測定や同一条件の比較試験は行っていない。

確認日:2026年10月8日。CRAFT WORKS TOKYOについて

黒の2代目トヨタ・センチュリー(GZG50・2013年仕様)を紹介するCWTGirl。

確認資料と参照方法
燃費・仕様の照合日:2026年10月8日。メーカーPDFは更新されることがあるため、採用した版とページを併記する。

現行ラインアップの確認
トヨタ|ランドクルーザー300改良発表(2026年9月16日、10月1日発売)/改良後カタログ p.57
LEXUS|LC販売終了の案内
日産|R35 GT-R生産終了の発表(2025年8月)

番外編:2代目センチュリー
トヨタ|センチュリーの歴代燃費情報/2013年5月改良発表/V12開発資料(1997年)
対象は2013年5月改良のフロアシフト仕様。7.6km/LはJC08モードであり、本編のWLTCランキングには含めない。

オーナー事例
各投稿の車両仕様・投稿日は本文に併記。2026年10月8日確認。個人の報告を要約したもので、編集部が燃費値を実測検証したものではない。

画像
写真:Julia Avamotive / Pexels。Pexels Licenseの範囲で使用。比較図:CRAFT WORKS TOKYO オリジナル制作。

ランキング車両および末尾CWTGirl:CRAFT WORKS TOKYO制作のイラスト。

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